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Steam Deck LCD版の交換バッテリーが179.99ドルに — 発売時から125%の値上げ

iFixit の Steam Deck LCD 用バッテリーが79.99ドル → 129.99ドル → 179.99ドルと二段階で上昇。OLED 版は79.99ドルのまま据え置きで、旧モデルだけが取り残されている。

iFixit で販売されている Steam Deck LCD モデル用の交換バッテリー179.99ドル になった。当初価格は 79.99ドルで、125%の値上げ にあたる。

値上げは一度ではなく二段階だ。まず在庫切れになり、先月(2026年7月頃)に 129.99ドル で再入荷。そこからさらに 50ドル上がって現在の 179.99ドルになっている。

対照的に、Steam Deck OLED 用の交換バッテリーは 79.99ドルのまま据え置き。値上がりしているのは LCD 版だけである。iFixit は値上げの理由を公表していない。

対象 当初 再入荷時 現在
Steam Deck LCD バッテリー $79.99 $129.99 $179.99
Steam Deck OLED バッテリー $79.99 $79.99 $79.99

何を示しているのか

理由が公式に説明されていない以上、断定はできない。ただ、LCD 版だけが上がり、OLED 版が動いていないという事実は、原材料費のような全体要因ではなく 旧モデル固有の供給要因 を示唆している。

背景として、Valve が初代 Steam Deck(LCD モデル)の交換用パーツを縮小しているのではないか、という指摘が以前から出ていた。純正供給が細れば、残った在庫の価格は上がる。今回の推移はその見立てと矛盾しない。ただしこれは推測であり、Valve も iFixit も公式にそう述べてはいない。

日本から見るとどうか

Steam Deck LCD は日本でも Komodo 経由で正規販売された経緯があり、2022〜2023年に買った個体はちょうどバッテリーがへたり始める時期に入る。「そろそろ交換するか」と考えていた人にとっては、判断の期限が実質的に前倒しになった 形になる。

現実的な選択肢は3つ。

  1. いま確保する。 179.99ドル+国際送料は安くないが、これ以上下がる材料が見えない。
  2. サードパーティ製に切り替える。 安価だが、容量表記の信頼性と発火リスクの見極めが必要。リチウムイオン電池は国際発送の制約もある。
  3. 交換を諦め、有線運用に切り替える。 据え置きで使うなら実害は小さい。

なお、リチウムイオンバッテリーは輸送・保管ともに規制対象で、個人輸入時は発送方法が限られる。購入前に販売元の日本向け配送可否を確認してほしい。価格・在庫はいずれも掲載時点のものである。

参照した一次ソース

  1. Steam Deck LCD battery jumps to $180 on iFixit, marking a 125% increaseNotebookcheck

本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。