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元DJIエンジニアの香港FarseerTech、400gで2000mm相当まで追尾する「RocXZoom」をKickstarterで公開

香港のFarseerTechが、AIによる被写体追尾機能を積んだ「世界初のロボティック超望遠カメラ」と称する「RocXZoom」をKickstarterで公開した。重さ400gの本体に20倍光学(40〜2,000mm相当)、AIで最大時速45マイルの動きにも追従するというジンバル一体型カメラで、掲載時点でHK$1,989,301(目標HK$78,382の約25倍)を集めている。

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Sami Luo TechによるRocXZoomハンズオン「This Tiny Camera Has a CRAZY 2000mm Zoom!」

DJIでInspireやOsmo Pocket、Ronin 4Dの研究開発・量産を手がけてきたという技術者たちが立ち上げた香港のFarseerTechが、Kickstarterで「RocXZoom」を公開した。重さ400gの手のひらサイズながら、20倍光学(ハイブリッドでは50倍相当、35mm換算40〜2,000mm)のズームと、AIによる被写体追尾を一体化したカメラで、コピーでは「世界初のロボティック超望遠カメラ」を名乗る。

スペックと調達状況

項目 内容
重量 約400g
ズーム 20倍光学・50倍ハイブリッド(35mm換算40〜2,000mm相当)
センサー 1/2.5型
動画 4K/30fpsまたは1080p(30/60fps)
被写体追尾 AIコンピュータビジョン、反応速度0.01秒、300種以上の動物を識別
防塵防水 IP54
バッテリー 最大4時間
目標額 HK$78,382(Kickstarter表示で約9,999米ドル相当)
調達額(2026年8月31日時点) HK$1,989,301(同約253,782米ドル相当)、支援者349人
募集終了 2026年9月26日
配送予定 2027年2月

調達額の通貨に注意したい。 このプロジェクトはKickstarter上の所在地が香港で、リワードの価格は香港ドル(HKD)建てになっている。Kickstarterの画面はビュワーの地域に応じて米ドル換算表示も出すため、海外メディアの報道では「$9,999」「$253,782」のようにそのままドル表記されることがあるが、実際に支援者が支払う金額は香港ドルで、1米ドル≈7.8香港ドルなので数字の見た目が大きく変わる。

リワードはカメラ単体とProキット、All-in-oneキットの3系統で、それぞれ早期割引価格が段階的に用意されている。カメラ単体の最安「Super Early Bird」はHK$3,522(Kickstarter表示で約450米ドル相当)で、定価799米ドルの44%引きとFarseerTechは説明する。最上位のAll-in-oneキットはHK$11,757(同約1,500米ドル相当)で、三脚・予備バッテリー6本・専用ケースなどが付属する。

日本から見るとどうか

これはまだ製品ではない。 Kickstarterでの支援は購入の確約ではなく、2027年2月という配送予定も確定した納期ではない。FarseerTechの技術者はDJI出身とうたわれているが、FarseerTechという会社自体としての量産・出荷実績は今回のプロジェクトページからは確認できず、初めてのクラウドファンディング挑戦であれば遅延のリスクは相応にある。

技適は要確認。 スマートフォンアプリでズーム倍率や被写体追尾を操作する構造上、Wi-FiかBluetoothを積んでいる可能性が高いが、無線仕様や技適取得についての記載はプロジェクトページに見当たらない。無線機能を国内で使う場合、この点が輸入前の確認事項になる。

配送は「世界中」とされるが、実際の到着額は関税・消費税次第で変わる。 香港ドル建ての価格に加えて、国際発送では関税や消費税が別途かかることが多い。野鳥や月など遠距離の被写体を大きく撮りたいだけなら、光学125倍のニコン COOLPIX P1100のように、国内正規品として今日から買える超望遠コンパクトカメラという選択肢もある。AIによる自動追尾やジンバル駆動という新しさはRocXZoom固有の魅力だが、その分「まだ実物が量産されていない」リスクも抱えている。

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  • ニコン COOLPIX P1100

    光学125倍(3,000mm相当)の超望遠コンパクトカメラで、国内正規品として今日から買える。AIによる自動追尾やジンバル駆動は無いが、野鳥や月面など遠距離の被写体を大きく写す用途ではRocXZoomと重なる。

よくある質問

Q日本で買えますか

掲載時点でKickstarterでの支援受付中で、配送先は「世界中」とされていますが、日本語対応や国内代理店の案内は確認できていません。

Qいくらですか

Kickstarterのリワードは香港ドル(HKD)建てです。カメラ単体の最安リワードはHK$3,522(Kickstarter表示で約450米ドル相当)、上位のAll-in-oneキットはHK$11,757(約1,500米ドル相当)です。いずれも掲載時点の早期割引価格で、定価はカメラ単体799米ドル、Proキット2,099米ドル、All-in-one 2,799米ドルとFarseerTechは案内しています。

Qいつ届きますか

Kickstarterのリワードページでは配送予定を2027年2月としています。募集終了は2026年9月26日で、その後の生産・配送スケジュールは確定した納期ではありません。

Q技適は必要ですか

スマートフォンアプリと連携してズーム操作や被写体追尾を行う構造上、無線機能を積んでいる可能性が高いですが、Wi-FiやBluetoothの仕様、技適取得の有無について確認できる記載はありません。

参照した一次ソース

  1. RocXZoom Chases Birds at 45 mph From a 400-Gram Camera, is World's First Robotic Extreme Zoom CameraTechEBlog
  2. RocXZoom, World's First Robotic Extreme Zoom CameraKickstarter(FarseerTech)

本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。