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手のひらサイズのロボット犬「Petoi Quaddle」がKickstarterで目標5万ドルを即達成、99ドルから3モデル

STEM教育向け四足歩行ロボットで知られるPetoiが、新型「Quaddle」をKickstarterで公開した。目標額5万ドルはすでに達成し、20万ドルのストレッチゴールを目指している。価格は99〜199ドルの3モデル、出荷は2026年12月の予定。

手のひらサイズのロボット犬「Petoi Quaddle」がKickstarterで目標5万ドルを即達成、99ドルから3モデル
出典: Petoi Kickstarterプロジェクトページ

STEM教育向けの四足歩行ロボットキットを手がけるPetoiが、新型「Quaddle」をKickstarterで公開した。9月2日の開始から36日間(10月8日ごろ終了見込み)の募集で、目標額5万ドルはすでに達成し、現在は追加パーツの一部を射出成形化するための20万ドルのストレッチゴールを目指している。価格は組み立て要の入門モデル「Builder」が99ドル(MSRP149ドル)、AIチャットに対応する「Buddy」が139ドル、センサーを拡張した「Scout」が199ドル。出荷は2026年12月を予定している。

Petoi公式「What happens when a Border Collie sees Quaddle for the first time.」

スペック(Kickstarter掲載値)

項目 Builder Buddy Scout
想定ユーザー 初心者・子ども向け ほとんどの人向け 教育者・研究者向け
モーションコア ESP32-S3FN8(サーボ制御・無線接続) 同左 同左
AIコア 非搭載 ESP32-S3R8+16MBフラッシュ(音声対話・スマートホーム連携) 同左
センサー ジャイロのみ 赤外線測距・光センサー・ジェスチャー(AI Vision任意) 同左+頭部レーダー
サイズ 11×7×7cm 11×7×7cm 11×7×11cm
重量 170g 180g 198g
バッテリー持続 約1.5時間 約1.3時間 約1時間
価格99ドル(約1.6万円)(MSRP149ドル(約2.4万円))139ドル(約2.2万円)199ドル(約3.1万円)

円は2026年11月3日の為替レートで計算した目安です。送料・関税・消費税は含みません。

いずれも交換式のBL10Cバッテリー(1800mAh)を採用し、より軽いBL5Cへの換装にも対応する。接続はWi-Fi/Bluetooth/USB-Cで、LEGOパーツや3Dプリント製シェルとの互換性もある。制御ソフトはPetoiの先代ロボット「Bittle」から使われるオープンソースファームウェア「OpenCat」で、ブロックプログラミングのほかPython・MicroPython・Arduino・C++・ROSに対応する。PetoiはOpenCatファミリーの累計ユーザーを3万人以上、学術論文での引用を20件以上としている。

3モデル(左からBuilder、Buddy、Scout)の比較。Scoutのみ頭部にセンサーを搭載
3モデル(左からBuilder、Buddy、Scout)の比較。Scoutのみ頭部にセンサーを搭載 出典: Petoi Kickstarterプロジェクトページ

日本で買える?使える?

Kickstarterでの支援は購入ではない。 目標額はすでに達成しているが、出荷予定の2026年12月までに仕様変更や遅延が起きる可能性は残る。送料は「世界のほとんどの地域」向けが15ドル、EU向けが18ドルとKickstarter側は案内しており、日本への発送自体は行われる見込みだ。

技適は無線機能を使う場合だけの問題になる。 BuddyとScoutのAIコアはWi-Fi・Bluetoothで音声対話やスマートホーム連携を行うが、掲載時点で技適取得の情報は無い。一方でQuaddleはRaspberry Pi ZeroやPCとのUART(有線)接続でもプログラミング・制御ができる設計のため、無線機能を使わずに有線接続だけで動かせば技適の対象外で合法的に使える。AIチャットやスマートホーム連携を無線で使いたい場合は、技適取得の有無を別途確認したほうがよい。

先代モデルの「Bittle」は、国内の販売店では確認できていない。 Petoi公式ストアでは販売されているが、日本への発送条件と技適の扱いは確認できていない。Quaddleと同じOpenCat環境で開発できるため、試すならまずOpenCatのソフト側から触れておくのが現実的だ。

家で動くほかの小型ロボット(FR-NIA・Petoi Quaddle・Q8botOne・Beni)との違いと価格は、4機種をまとめて比べた記事にある。

本国から直接買う

  • 販売ページ

    139ドル(掲載時点のKickstarter早期価格。Builderは99ドル、Scoutは199ドル)日本へ発送技適未取得

    国内で Wi-Fi や Bluetooth をオンにすると電波法違反になります。有線接続だけで使う前提なら購入できます。

    Kickstarterでの支援は購入ではなく出資。出荷は2026年12月予定で遅延のリスクがある。AIコアのWi-Fi/Bluetoothは技適未取得のため、国内では有線(UART)接続のみで使うのが安全。

海外からの個人輸入になります。関税・送料・保証の扱いは販売ページで確認してください。

よくある質問

Q日本で買えますか

Kickstarterでの支援という形で、送料込みで日本へ発送されます(送料は掲載時点で15ドルの案内)。国内正規代理店の取り扱いは確認できていません。

Q技適は取得していますか

掲載時点で技適取得の情報は確認できていません。Wi-FiやBluetoothを使うAIコア搭載モデルを国内で無線接続して使うには技適の取得が前提になります。有線(UART)接続であれば技適の対象外で使えます。

Qいくらですか

組み立て要の入門モデル「Builder」が99ドル(MSRP149ドル)、AIチャット対応の「Buddy」が139ドル、センサー拡張した「Scout」が199ドルです(いずれもKickstarterの掲載時点価格)。

Qいつ届きますか

Petoiは2026年12月からの出荷を予定しています。クラウドファンディングのため、遅延の可能性があります。

参照した一次ソース

  1. Petoi Quaddle – A mini robot dog for physical AI experimentation (Crowdfunding)CNX Software
  2. Petoi Quaddle: A Do-It-All Mini Robot Dog with Serious MovesKickstarter(Petoi)

本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。