Honor Robot Phone 実機レビュー — 背面からジンバルが生えるスマホ、中国限定でCNY 9,999
本体からロボットアーム状のジンバルが伸び、単体で首を振って被写体を追う。GSMArenaの実機レビューは手ブレ補正を「スマホ史上最高」と評価しつつ、商品ではなく技術ショーケースだと結論づけている。
Honor が2026年8月15日に発表した Robot Phone は、スマートフォンの背面からロボットアームのようなジンバルが伸びる端末だ。ジンバルは本体とは独立して首を振り、180度の自動パンや被写体追尾をこなす。YoYo アシスタントと連動して「踊り、喋り、画面に表情を出す」動作もする。
GSMArena が実機に触れたレビューを公開している。
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジンバルカメラ | 200MP / 1/1.28インチ / f1.6 |
| ジンバル部の重量・厚み | 2.6g / 6mm(DJI Osmo Pocket比 約65%小型) |
| 望遠 | 200MP / 1/1.4インチ / 2.7倍 |
| 超広角 | 50MP(マクロ対応) |
| 動画 | Log-C3ネイティブ収録、LUT適用、ARRI協業のシネマモード |
| ディスプレイ | 6.3インチ LTPO OLED(反射防止コーティング) |
| SoC | Snapdragon 8 Elite Gen 5 |
| メモリ / ストレージ | 最大 16GB / 1TB |
| バッテリー | 7,060mAh(有線120W / ワイヤレス90W) |
| 重量 | 248g |
| 価格 | CNY 9,999(12GB/512GB、約1,482ドル) |
| 販売 | 中国のみ・数量限定 |
レビューの評価
手ブレ補正は「スマホ史上最高」。 歩行時どころか走行時の映像まで滑らかにすると評価されている。ジンバル部が Osmo Pocket より65%小さいというのは、単体のジンバルカメラを買う理由を一部消しにかかる数字だ。
一方で批判も明確だ。6.3インチに対して248gは重すぎる。 ジンバルを覆うガラスは「ペラく、簡単に動いてしまう」。被写体追尾は人混みで見失うことがある。レビュアーの結論は、「これは製品ではなくマーケティング用の技術ショーケースであり、続編を期待するものではない」。
日本から見るとどうか
販売は中国限定・数量限定なので、日本で普通に買う手段はありません。 現時点で以下は確認できていない。
- 日本での正規販売の予定
- 技適の取得状況
- グローバル版の有無
個人輸入する場合、CNY 9,999 に加えて関税・送料がかかり、技適のない端末を国内で通信に使えば電波法違反になります。メーカー保証も国内では受けられません。
ただ、この端末が示した方向性は日本のユーザーにとって無関係ではない。「ジンバルを別に持ち歩くか、スマホに内蔵させるか」という選択肢が現実に提示されたのは初めてです。Osmo Pocket 系を持ち歩いている人にとって、65%小型という数字は次の買い替えの判断材料になります。
Honor がこれを一過性のショーケースで終わらせるのか、次世代の主力に降ろしてくるのか。そこが見どころで、答えが出るのは早くても来年です。 追いかけます。
参照した一次ソース
本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。