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UniFormation「S10」、印刷・洗浄・乾燥を1台で行う光造形3Dプリンター。Kickstarterで開始4日、目標の約10倍を集める

香港のUniFormation 3Dが、光造形(レジン)3Dプリンター「S10」をKickstarterで募集している。印刷後の洗浄と乾燥まで本体内で自動で行い、造形物を取り出すときに濡れた樹脂に触れずに済む設計だ。1台の支援価格は7,840香港ドルから、発送は2027年3月以降の予定。

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UniFormation「S10」、印刷・洗浄・乾燥を1台で行う光造形3Dプリンター。Kickstarterで開始4日、目標の約10倍を集める
出典: UniFormation 3D(Kickstarter プロジェクトページ)

香港のUniFormation 3Dが、光造形(レジン)3Dプリンター「S10」をKickstarterで募集している。印刷の後に必要な洗浄と乾燥を、同じ本体の中で自動で行うのが特徴だ。2026年10月26日時点で、支援額は3,819,234香港ドル、支援者は345人。目標額392,000香港ドルの約9.7倍にあたる(募集開始は10月22日、締切は12月1日)。

これはクラウドファンディングの募集で、製品の購入ではない。 発送は2027年3月からの予定で、遅れる可能性がある。

従来の光造形で起きる3つの手間。樹脂でべたつく造形物、複数台の機械を渡り歩く作業、蓋を開けたときの臭い
従来の光造形で起きる3つの手間。樹脂でべたつく造形物、複数台の機械を渡り歩く作業、蓋を開けたときの臭い 出典: UniFormation 3D(Kickstarter プロジェクトページ)

何が違うのか

光造形プリンターは、印刷が終わったあとに造形物を洗浄液(IPA)で洗い、乾かし、紫外線で硬化させる。濡れた樹脂に触れる作業が多く、機械も複数要る。S10はこのうち印刷・洗浄・乾燥を1台で続けて行う。

  • 洗浄: 2回洗う。1回目が粗洗い、2回目が仕上げ。洗浄液の排出路が付いていて、樹脂槽に液が垂れにくいという
  • 乾燥: 造形台を270度回し、35〜45度の温風を複数の面に当てる。セラミックヒーター方式で、むき出しの発熱体は無い
  • 硬化: 折りたたみ式の硬化モジュールは別売のオプション
  • 構成: 印刷・洗浄・乾燥が独立したモジュールで、1つが故障しても他は動く、と作り手は説明する

仕様は、解像度が15360×6540ピクセル(14.52 × 19.25μm)、光源が405nm。造形台の上の1mmの異物まで検知するとされている。専用スライサーのほか、ChituとLycheeにも対応する。

そのほかに、洗浄液を共用する「Fluid Hub」というオプションがある。最大3台のS10をつなげるもので、プリントファーム向けだ。

価格と注意点

  • 本体1台: 7,840香港ドル(限定300台、残り209台)。ページには希望小売価格1,299ドルと書かれている
  • スターターバンドル: 硬化モジュール、樹脂2kg、塗装ツール付きで8,615香港ドル
  • 関税とVAT: 価格に含まれる。送料は別

作り手自身が挙げるリスクは3つ。組み立てが通常の機種より複雑で、工程が遅れる可能性がある。CE、FCC、RoHS、UKCAの認証は取得中で、完了するまで出荷しない。中空の造形物は内部に洗浄液が残ることがあり、手動のすすぎが要る。調達額と支援者数は取得時点の値で、日々動く。

日本で買える?使える?

  • 発送: 作り手のFAQは日本を発送先に挙げている。送料は行き先ごとの定額で、支援後に案内される。関税は作り手が負担すると書かれているが、日本向けの扱いは実際の案内を待つ必要がある
  • 国内での販売: 日本語の販売ページや国内の取扱は確認できていない(掲載時点)。国内にはUniFormationの旧機種を扱うショップがある
  • 技適: 無線機能を持つかどうかが募集ページから分からず、国内の認証も確認できていない。Wi-Fiを使う機能があれば、日本で使うには技適が要る
  • 電源・安全: 電源仕様や国内のPSEに当たる表示は、募集ページに無い
  • 使うときの注意: 洗浄にIPA(イソプロピルアルコール)を使う。国内でも手に入るが、換気と保管には注意が要る

行動の目安:後処理の手間が不満なら、2027年の出荷まで待つ価値はある。ただし、先に支払う金額が戻らない点(締切後の返金は不可)は承知のうえで。今すぐ後処理を楽にしたいなら、国内で買える洗浄硬化機で十分に減らせる。

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よくある質問

QUniFormation S10はいくらですか

Kickstarterの早期価格は、本体1台で7,840香港ドルです(2026年10月26日時点)。ページには希望小売価格1,299ドルと表記されています。関税とVATは価格に含まれ、送料は別です。

Qいつ届きますか

発送は2027年3月から4月にかけて、支援順に始まる予定です。生産や認証の遅れで変わる可能性があると作り手が書いています。

Q日本へ発送されますか

作り手のFAQは、日本を公式の発送先に挙げています。送料は行き先ごとの定額で、支援後に案内されます。

Q技適は取得していますか

募集ページに技適の記載はありません。作り手が進行中と書いている認証はCE、FCC、RoHS、UKCAです。

参照した一次ソース

  1. UniFormation S10: First Automated Desktop Resin 3D Printer(Kickstarter。金額・支援者数は2026年10月26日時点)Kickstarter(公式)

本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。