TRYX「VESTRA VISION」、スイッチの下に5.48インチのOLEDを敷いた磁気キーボード。支援は229ドルから
PC水冷クーラーで知られるTRYXが、透明な磁気スイッチの下に5.48インチのOLEDを置いた65%キーボード「VESTRA VISION」をKickstarterで募集している。8Kポーリング、0.01mm刻みのラピッドトリガーに対応し、支援は229ドルから。
この記事にはアフィリエイト広告を含みます

TRYXが、スイッチの下にOLEDを置いた65%サイズの磁気キーボード「VESTRA VISION」をKickstarterで募集している。2026年11月3日時点で、支援額は119,360ドル、支援者は458人。目標額10,000ドルの約12倍で、募集は11月26日(日本時間23時ごろ)まで。
これはクラウドファンディングの募集で、製品の購入ではない。 お届け予定は2026年12月だが、納期の遅れや仕様の変更が起きる可能性がある。画像は作り手がプロジェクトページに載せたもので、一部はレンダリングとみられる。

どんなキーボードか
TRYXはPC用の水冷クーラーなどを手がけるメーカーで、作り手によれば、曲面AMOLEDを載せた水冷クーラー「PANORAMA」の次の発想として、画面をキーボードに持ってきた。プロジェクトページの記述による特徴は次のとおり。
- 画面: 透明なキーキャップとスイッチの下に、対角5.48インチのOLEDを置く。表示を右側に集め、左手側のゲーム用の範囲は通常の磁気スイッチ配置のままにしている
- 上部のタッチ帯: 打鍵の邪魔にならない位置に静電容量式の帯があり、明るさの調整、作動点の微調整、アプリの起動、メディア操作を指でなぞって行う
- スイッチ: 透明な磁気スイッチ。作動点は0.01〜4mmで調整でき、ラピッドトリガーは0.01mm単位。初期荷重は30±5g、総ストロークは4.0±0.1mm、寿命は1億回と画像に書かれている
- センサー: プロジェクト本文はTMR(トンネル磁気抵抗)センサーと説明している。一方、FAQの記述は「ホール式」で、表現が揃っていない
- 入力: ポーリングレートは最大8,000Hz。画面の処理と打鍵の処理は別のプロセッサに分けてあり、画面が入力の遅延に影響しないと説明している
- 機能: RS、DKS、SOCD、TGL、MTなどのキー機能。VALORANTやCS系のFPSを想定
- 筐体: 3層のアルミCNC。色は黒と銀。本体に保存領域があり、設定したテーマなどを本体側に置ける
大きさ、重さ、無線の有無、消費電力は、確認できた資料に書かれていない。

何が面白いのか
画面付きのキーボードは昔からあるが、多くはキーそのものが小さな画面になっているか、上部に小さな表示を付ける形だった。VESTRA VISIONは、キー全体を光を通す透明構造にして、その下に連続した1枚のOLEDを置く。作り手は、標準的な透明スイッチだと不透明な磁石が影を落とすため、光学グレードのPCで光を回すスイッチの筐体を専用に作ったと説明している。
打鍵中は手の下で光る装飾になる、というのが実際の使われ方に近い。表示の中身を重視するかどうかで、価値が分かれる製品だ。

価格と注意点
- 支援価格(1台): Secret Reward 224ドル、Super Early Bird 229ドル(限定500、残り319)、Early Bird 239ドル(限定500)、KS Special 259ドル。想定小売価格は349ドル
- 2台セット: 434ドルから。想定小売価格は698ドル
- 同梱: 予備キーキャップ2個、USB-Cケーブル、説明書
- 注意: 米国では州の売上税が募集後のアンケートの段階で別に請求される。米国領土・軍の住所へは配送できない
- 注意: ソフト「KANALI」の機能は最終確認前と書かれている。画面に表示できる内容は、出荷時点で変わる可能性がある
日本で買える?使える?
日本での国内発売は、掲載時点で確認できていない。 日本語で製品名を検索した範囲では、国内の販売元や紹介記事は見つからなかった。
- 入手: Kickstarterのリターンの配送先は「一部の国のみ」と表示されている。日本が含まれるかは、こちらでは確認できていない。支援前にプロジェクトページで配送先に日本が入っているかを確かめたい
- 技適: 無線機能があるかは確認できていない。付属品がUSB-Cケーブルであることから有線で使う構成と考えられるが、断定はできない。無線を積むなら、国内で使うには技適が要る
- 配列・日本語: 公開されている画像は英語配列。日本語配列の予定は書かれていない。専用ソフトの日本語対応も確認できていない
行動の目安:「画面付きの磁気キーボード」に興味があるなら、締切の11月26日までに、配送先と送料を確認したうえで支援を検討できる。画面が不要で、ラピッドトリガーだけ試したい人は、日本語配列の磁気スイッチ製品を国内で買える。日本向けの情報が出たら追記する。
今すぐ買えるオススメガジェット広告
HyperX Origins 2 Pro 65 日本語配列同じ65%の磁気ホールエフェクトスイッチを、日本語配列・有線で国内の正規ルートから今日買える。画面は無いが、ラピッドトリガーは使える。
特集この分野で、いま日本で買える物を製品ごとにまとめています。パソコン入りのキーボードから、名刺サイズの1台まで
よくある質問
QVESTRA VISIONはいくらですか
Kickstarterでは229ドル(Super Early Bird・黒または銀・限定500)から。想定小売価格は349ドルで、2台セットの支援は434ドルからです(2026年11月3日時点)。
Q画面の中身は自分で変えられますか
作り手は専用ソフト「KANALI」でテーマの切り替えやプロフィール管理ができるとしています。ただし最終的なソフトの機能は未確定と書かれています。
Q日本で買えますか
掲載時点で日本の販売元は確認できていません。Kickstarterの配送先は「一部の国のみ」と表示されており、日本が含まれるかはこちらでは確認できていません。
Qいつ届きますか
Kickstarterのリターンのお届け予定は2026年12月です。募集は11月26日に終わります。
参照した一次ソース
- VESTRA VISION: Magnetic Keyboard with Under-Switch OLED(Kickstarter。金額・支援者数は2026年11月3日時点)Kickstarter(公式)
- TRYX Launches VESTRA VISION Magnetic Keyboard With 5.48-Inch OLED Display and Transparent KeycapsXiaomi Today
- TRYX VESTRA VISIONKitGuru
本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。