Gadget Terminal

PCSPC・周辺機器・自作

M5Stack「ToughC5」は5GHz対応Wi-Fi 6とZigbee/Threadを載せた防水IoTコントローラー、2インチ画面で49.90ドル

M5Stackが屋外向けのIoTコントローラー「ToughC5」を公式ストアで売り出した。ESP32-C5を載せ、2.4/5GHzのWi-Fi 6、BLE 5、Zigbee/Threadに対応する。価格は49.90ドル。

この記事にはアフィリエイト広告を含みます

M5Stack「ToughC5」は5GHz対応Wi-Fi 6とZigbee/Threadを載せた防水IoTコントローラー、2インチ画面で49.90ドル
出典: M5Stack 公式ストア

M5Stackが、屋外で使うIoTコントローラー「ToughC5」を公式ストアに載せた。ESP32-C5を中核に、2.4GHzと5GHzのWi-Fi 6、BLE 5、IEEE 802.15.4(Zigbee、Thread)に対応する。価格は49.90ドルで、ストアの掲載時点では購入できる表示になっている。

本体と付属品。拡張基板、防水用Oリング、六角レンチ、配線が付く
本体と付属品。拡張基板、防水用Oリング、六角レンチ、配線が付く 出典: M5Stack 公式ストア

仕様

公式ページの主な仕様は次のとおり。

項目 内容
SoC ESP32-C5HR8(RISC-V 32bit、最大240MHz)
メモリ Flash 16MB、PSRAM 8MB
無線 2.4/5GHzデュアルバンドWi-Fi 6、BLE 5、Zigbee/Thread
画面 2.0インチ IPS 320×240、静電容量タッチ、最大輝度853nit
入力電圧 USB 5V、RS485側 6〜24V、バッテリー 3.7V
拡張 HY2.0-4P×4(RS485/I2C/GPIO/UART)、M12ケーブル穴×2、microSD
大きさ・重さ 75.9 × 58.0 × 42.5mm、119g

筐体はPC+ABSにUV対策の粉を混ぜた素材で、屋外の紫外線劣化に耐えるとされている。防塵・防滴の仕様で、水没には対応しない(公式画像にも「浸水からの保護なし」と注記がある)。内蔵のRTC(RX8130CE)と、電源管理(M5PM1とM5IOE1)を備え、低消費電力のスリープ復帰ができる。

旧Toughとの違い

公式の比較表で、旧モデルの「Tough」と並べると差は次のようになる。

項目 ToughC5 Tough
SoC ESP32-C5(RISC-V、単コア) ESP32(Xtensa、2コア)
無線 2.4/5GHzのWi-Fi 6、Zigbee/Thread 2.4GHzのWi-Fi
PSRAM 8MB(Octal) 8MB(Quad)
音 パッシブブザー 1Wスピーカー
アンテナ FPC(2.4/5GHz) 3D

画面サイズと解像度、フラッシュ容量は同じ。音を出す機能は後退している。

日本から見るとどうか

ToughC5の国内取扱いは確認できていない。 日本語でも検索したが、国内の発売告知は見つからなかった。旧モデルのM5Stack Toughは、楽天市場の販売店で国内向けに売られている。

技適は未確認。 総務省のデータベースで型番を引いたが、ToughC5の登録は見つからなかった。M5Toughには登録(211-210316)があるものの、ToughC5は無線構成が違う。Espressifの「ESP32-C5-WROOM-1」モジュールは登録されている(020-250079)が、ToughC5が積むのは「ESP32-C5HR8」というコアモジュールで、同じ認証が使えるかは確認できない。

5GHz帯は屋外で注意が要る。 日本では5GHz帯のうちW52・W53(5.2/5.3GHz)は屋内での使用に限られる。屋外向けの製品でも、5GHzで使えるのは屋外利用が認められる帯域に限られる。実際の設定は電波法の区分を確認したうえで行う必要がある。

取れる行動。 5GHzやZigbee/Threadが必要でなければ、国内で買える旧Toughで足りる。ToughC5が欲しい場合は、国内の取扱いが出るのを待つか、海外ストアから個人輸入する際に技適が無い前提で、有線と屋内の用途にとどめる。

今すぐ買えるオススメガジェット広告

よくある質問

QM5Stack ToughC5はいくらですか

M5Stack公式ストアの掲載時点で49.90ドルです。送料と税は別です。

Q旧モデルのToughと何が違いますか

公式の比較表では、ToughC5は2.4/5GHzのWi-Fi 6とZigbee/Threadに対応し、SoCがESP32-C5になりました。一方、旧Toughにある1Wスピーカーはなくなり、パッシブブザーになっています。

Q日本で買えますか

ToughC5の国内取扱いは掲載時点で確認できていません。旧モデルのM5Stack Toughは、楽天市場の販売店などで国内向けに売られています。

Q技適は取得していますか

ToughC5の技適は確認できていません。総務省のデータベースにはM5Toughの登録(211-210316)がありますが、ToughC5は別の無線構成です。

参照した一次ソース

  1. M5Stack ToughC5 IoT Dev Kit (ESP32-C5)(公式ストア)M5Stack(公式)
  2. M5Stack ToughC5 weatherproof ESP32-C5 IoT controller offers dual-band Wi-Fi 6, BLE 5, and Zigbee/ThreadCNX Software

本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。