LattePanda「Sigma 2」、Core Ultra X7 358HとメモリLPDDR5X 64GBを3.5インチ基板に。10GbE2口、予約2,599ドル
DFRobotのLattePandaが、Intel Core Ultra X7 358H(Panther Lake)と64GBのLPDDR5Xを146×102mmの基板に載せたシングルボード「Sigma 2」の予約を始めた。Thunderbolt 4が2口、10GbEが2口、M.2が4スロットで、1TBのSSD込みの予約価格は2,599ドルだ。
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DFRobotのLattePandaが、シングルボードコンピューター「Sigma 2」の予約を始めた。Intel Core Ultra X7 358H(Panther Lake)と、64GBのLPDDR5X-8533メモリを、146×102mmの3.5インチ基板に載せる。DFRobotの製品ページでは予約価格が2,599ドル、通常価格は2,799ドルと表示されている(2026年10月25日時点)。予約受付の段階で、出荷時期は確認できていない。

何が載っているか
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CPU | Core Ultra X7 358H、16コア16スレッド、最大4.8GHz |
| GPU | Intel Arc B390(12 Xeコア)、最大2.5GHz |
| AI性能 | CPU・GPU・NPUの合計で最大180TOPS(INT8)。内訳はGPU 122、NPU 50、CPU 8 |
| メモリ | 64GB LPDDR5X-8533(デュアルチャンネル、理論帯域136.5GB/s)。最大59GBをGPUに割り当て可 |
| ストレージ | WD SN7100 1TBを搭載(Ubuntuと各種ドライバー導入済み) |
| 映像 | HDMI 2.1、eDP 1.5、Thunderbolt 4経由のDisplayPort 2.1 |
| ネットワーク | 10GbEが2口 |
| USB | Thunderbolt 4が2口、USB 3.2 Gen 2のType-Aが2口、USB 2.0のType-Aが2口 |
| 拡張 | M.2 M-Keyが3スロット(PCIe 5.0 ×2、4.0 ×4、4.0 ×1)、M.2 E-Key、OCuLink(PCIe 4.0 ×2) |
| 補助チップ | RP2350(MicroPython導入済み。センサーやアクチュエーターの制御用) |
| OS | Windows 11、Ubuntu 24.04 LTS以降 |
電源はDC 15〜20V、またはUSB-C PDの20V。付属品には冷却ファン、金属の底板、RTC電池、電源アダプターとEU・US・UKのACケーブルが入る。

狙いはローカルAI
公式ページは、35Bクラスの量子化MoEモデルを基板上で動かせるとうたう。付属のSSDには、OpenVINO Model Server、OpenClaw、ローカルのAIモデルが入った状態で届く。Intel OpenVINO、Ollama、llama.cppに対応する。
前世代のSigmaとの比較は公式の自社テストの数字で、テキスト生成が約2倍、平均のDC入力電力は35Wから38Wに増え、アイドルは5Wから4.5Wに下がるとされる。第三者のレビューはまだ確認できておらず、これらは自社測定の値だ。
日本で買える?使える?
日本向けの販売は、掲載時点でまだ確認できていない。技適の面では、基板に無線が載っていないので障害は小さい。
購入は予約中のDFRobotの海外ストアが入口になる。日本の代理店や日本語の紹介記事は見つからず、日本への送料、関税、保証の扱いも、ページから確認できなかった。
技適は、無線機能が基板に載っていないため対象外と判断している。仕様にWi-FiやBluetoothの記載はなく、無線LANを使うならM.2 E-Keyスロットに別のカードを足す形になる。その場合は、足したカード側の技適を確認する。
電源は付属のACアダプターで、ケーブルはEU・US・UK向けだ。日本向けの表示と、PSEの扱いは確認できていない。
日本上陸を待つうえで、まだ分かっていないのは、国内の代理店、出荷時期、PSEの扱いの3つだ。価格は2,599ドルで、出荷時期も決まっていない。
同じ用途(ローカルLLMを手元で動かす)なら、国内の通販で買えるRyzen AI Max+ 395搭載のミニPCがある。GMKtecのEVO-X2は128GBメモリのモデルで、完成品として国内で買える。ただし基板形状ではなく筐体入りの完成品なので、組み込みや拡張が目的の人は、Sigma 2の出荷と日本への送り方が見えるまで待つことになる。日本向けの情報が出たら追記する。
今すぐ買えるオススメガジェット広告
GMKtec EVO-X2(Ryzen AI Max+ 395搭載ミニPC、128GB)ローカルLLM向けの大容量メモリを積んだ完成品のミニPCで、国内の通販で買える。基板ではなくケース付きなので、すぐ使い始められる。
よくある質問
QLattePanda Sigma 2とは何ですか
Intel Core Ultra X7 358H(Panther Lake)と64GBのメモリを載せた、3.5インチのシングルボードコンピューターです。ローカルのAI処理や組み込み用途を想定しています。
Qいくらですか
DFRobotの予約ページで2,599ドル、通常価格は2,799ドルと表示されています(2026年10月25日時点)。1TBのSSDと冷却ファン、電源アダプターが付きます。
Q無線は付いていますか
公式の仕様にWi-FiやBluetoothの記載はありません。無線LAN用のM.2 E-Keyスロットがあり、カードを足して使う想定とみられます。
Q日本で買えますか
日本向けの販売や国内の代理店は、掲載時点で確認できていません。日本語の紹介記事も見つかっていません。
参照した一次ソース
- LattePanda Sigma 2 - The Embeddable AI Single Board Server(DFRobot公式製品ページ。価格は2026年10月25日時点)DFRobot(公式)
本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。