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HOVERAir VERSAはIndiegogoで始動、230gの2-in-1カメラは日本だと機体登録が必要になる

香港拠点のHOVERAirが、手持ちカメラにも自律飛行ドローンにもなる230gの「VERSA」をIndiegogoで発表した。日本国内で飛ばすには100g以上の機体に義務づけられた登録が要る。

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HOVERAir公式チャンネルによるVERSAの製品紹介動画

香港拠点のHOVERAir(Zero Zero Robotics系列)が、手持ちのジンバルカメラとしても、翼を付ければ自律飛行ドローンとしても使える「VERSA」をIndiegogoで発表した。8月18日の開始から24時間足らずで23万ドルを超える支援を集めたと複数の海外メディアが報じている。早期支援価格はカメラ単体449ドルから、飛行キット付きのFly More Comboが629ドル、アクセサリー込みのCreator Comboが799ドル(2026年8月19日時点)。

スペック

項目 内容
重量 230g(飛行用の翼装着時)
カメラセンサー 1/1.3インチ型CMOS
ジンバル 3軸メカニカルジンバル
動画 4K60fps、10-bit HDR(4K30fps)、10-bit H-Log対応
静止画 12メガピクセル
ダイナミックレンジ 最大17.5段
視野角 98度(ウルトラワイド時106度)、2倍ズーム
飛行最高速度 時速36km
飛行時間 最大14分
耐風性能 レベル5
価格(早期) 449ドル/629ドル/799ドル
出荷予定 2026年10月以降

出典はPetaPixel、Imaging Resource、New Atlas。Indiegogoのキャンペーンページ自体は本稿執筆時点でアクセスが制限されており編集部では直接確認できていないため、実際に閲覧した海外メディア各社の報道を基にしている。調達額・価格は取得時点の値で、キャンペーンの進行とともに変わる。

米国でもFCC認可を巡って揉めている

DroneXLの報道によると、HOVERAirは「カメラ本体」と「飛行キット(プロペラ)」を別々の製品として申請し、カメラ単体でFCCの認可を取ろうとした。だがFCCは、2025年12月22日付で外国製ドローンの重要部品を輸入禁止リストに載せており、飛行キットを装着すれば機体全体が禁止対象になるとの立場を崩していない。DJIが同リストで米国市場からほぼ締め出されている状況と対比される形で報じられている。つまり「ドローンとして」の合法性は、価格や調達額ほど確定した話ではない。

日本から見るとどうか

この案件はまだ製品ではない。 Indiegogoでの支援は購入の確約ではなく、出荷時期・最終仕様は変更され得る。$230,000超という調達額も2026年8月19日時点のスナップショットで、日々変わる。

日本の登録制度は米国より対象が広い。 米国連邦航空局(FAA)は250g以上の機体を登録対象としているが、日本の航空法は100g以上を対象にしている。VERSAは230gなので、日本ではFAAの基準とは無関係に登録対象になる。機体登録に加え、リモートID発信の義務、人口集中地区(DID)や空港周辺での飛行制限、目視外・夜間飛行の許可申請といった手続きが必要になる。VERSAがリモートID発信機能を持つかどうかは、参照した記事には記載がなく確認できていない。

技適も未確認。 映像伝送や操作にWi-Fiを使うため、国内で電波を発信するには技適の取得が前提になる。海外クラファン品は未取得のまま国内に持ち込まれるケースが多く、VERSAの取得状況は現時点で分からない。

手持ちカメラとしてなら話は変わる。 翼を外して単体のジンバルカメラとして使う分には、無人航空機としての規制は基本的にかからない。ただし今回のIndiegogoは「飛ぶこと」自体が製品の中心的な価値なので、その部分を国内で合法に使えるかどうかを確認してから支援するべきだろう。

今すぐ買える代替品

  • DJI Neo(Amazon.co.jp)

    135gの自動追跡ドローンで、日本国内向けに正規販売されている。VERSAと同じ「片手で飛ばすカメラ」という用途を、機体登録の要否も含めて確認しやすい状態で今日から試せる。

よくある質問

日本で買えますか

掲載時点でIndiegogo経由の海外発送での購入が前提です。国内正規代理店による取り扱いは確認できていません。

技適は取得していますか

掲載時点で技適取得の情報は確認できていません。Wi-Fiでの映像伝送・操作機能を国内で使うには技適の有無を個別に確認する必要があります。

日本で飛ばせますか

本体重量は230gで、日本の無人航空機登録制度の対象(100g以上)に当たります。機体登録とリモートID対応が前提になりますが、VERSAがこれに対応しているかは確認できていません。

いくらですか

Indiegogoの早期支援価格でカメラ単体が449ドルから、Fly More Comboが629ドル、Creator Comboが799ドルです(2026年8月19日時点、海外メディア報道)。

参照した一次ソース

  1. HOVERAir VERSA: This Pocket Camera Can FlyIndiegogo
  2. World's First Flying Pocket Camera Quickly Raised Over $230,000 on IndiegogoPetaPixel
  3. HoverAir Versa Raises Over $240,000 on Indiegogo in Just One DayImaging Resource
  4. HoverAir Versa gives the handheld gimbal camera wingsNew Atlas
  5. HOVERAir VERSA Clears FCC For US Sale While DJI Stays BlockedDroneXL

本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。