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ENILINX「TICKEY」はESP32-S3搭載のカラー電子ペーパー名札、Kickstarterで目標額の591倍・支援者7,000人超を集め残り2日

香港拠点のENIAC(ENILINX)が、スマホから中身を着せ替えできるカラー電子ペーパー名札「TICKEY」をKickstarterで公開した。3.7インチ・48色のe-Paperをかばんや机、クリップ名札として使う設計で、掲載時点で目標額(HK$10,000)の591倍にあたるHK$5,912,897を支援者7,018人から集めている。**クラウドファンディングであり、まだ製品ではない。**募集は日本時間2026年9月25日正午ごろに締め切られる。

香港拠点のENIAC(ブランド名ENILINX)が、スマートフォンから表示内容を着せ替えできるカラー電子ペーパー名札「TICKEY」をKickstarterで公開した。名刺サイズの切符(チケット)をかたどった筐体に3.7インチ・48色のe-Paperディスプレイを収め、かばんのチャームや机上のスタンド、クリップ式の名札として使う想定だ。クラウドファンディングであり、まだ製品ではない。Kicktraqの集計によれば、募集期間は2026年8月11日から現地時間9月25日午前9時(日本時間ではおおむね同日正午ごろ)までの45日間。掲載時点で目標額の香港ドル1万ドルに対し、591倍にあたる香港ドル591万2,897ドルを支援者7,018人から集めており、募集終了まで残り2日となっている。

何ができるのか

TICKEYの中身は専用アプリから書き換える。手元のスマホの写真やイラスト、ToDoリストなどをBluetooth/Wi-Fi経由で転送すると、48色対応のe-Paperにそのまま表示される仕組みだ。公式ページによれば書き換え速度は高速モードで3秒、通常モードで13秒。表示は電源を切っても保持されるため、常時給電の必要がない省電力ディスプレイとして使える。本体はマグネットで着脱でき、前面パネルの交換にも対応するという。

用途としてはかばんのチャーム、机上での簡易ディスプレイ、イベントやコンベンションでの名札クリップなどが想定されている。NFC(ISO15693)も備え、タップでの情報表示にも対応する。ファームウェアはオープンソースで公開される予定だ。

スペック(公式仕様図・embedsbc.comの分解記事より)

項目 内容
ディスプレイ 3.7インチ、720×480、48色ネイティブe-Paper
書き換え速度 高速モード3秒/通常モード13秒
プロセッサ ESP32-S3(デュアルコアTensilica LX7、最大240MHz)
無線 Wi-Fi、Bluetooth、NFC(ISO15693)
バッテリー 360mAh、1回の充電で1,000回以上の書き換え
インターフェース USB Type-C
筐体 CNCアルミニウム
寸法・重量 62×111×3.8mm、45g
価格(KS Specialティア) 香港ドル391ドル(掲載時点で約50米ドル相当)

日本から見るとどうか

まだ製品ではない。 Kickstarterでの支援は購入の確約ではなく、目標額を大きく超えて達成しているとはいえ、出荷までに仕様変更や遅延が起きる可能性は残る。調達額・支援者数・残り日数はいずれも取得時点の値だ。

技適は掲載時点で未確認。 TICKEYはWi-Fi・Bluetoothを標準搭載しており、国内でこれらの無線機能を使うには技適の取得が前提になる。プロジェクトページや公式サイトに日本の技術基準適合証明への言及は見当たらず、届いてもすぐに無線機能を有効化して使えるとは限らない。

発送自体は日本向けに対応している。 embedsbc.comの記事によれば、インド・シンガポール・日本向けの送料は10ドル、米国・カナダ向けは15ドル(いずれも掲載時点)とされ、日本への発送手段は用意されている。初回1万台は2026年11月〜12月の出荷予定というが、クラウドファンディングである以上、確定した日程ではない。

募集はあと2日。 支援を検討する場合は、技適未確認のまま無線機能を使うリスクと、募集終了までの時間の両方を踏まえる必要がある。情報源はKicktraqの集計データ、embedsbc.comのハードウェア分解記事、Good e-Readerの紹介記事、ENILINX公式サイトの4件。

本国から直接買う

  • 販売ページ

    KS Specialティアで香港ドル391ドル(掲載時点で約50米ドル相当)日本へ発送技適未取得

    国内で Wi-Fi や Bluetooth をオンにすると電波法違反になります。有線接続だけで使う前提なら購入できます。

    クラウドファンディングであり、まだ製品ではない。送料はインド・シンガポール・日本向けが10ドル、米国・カナダ向けが15ドル(掲載時点)。Wi-Fi・Bluetoothを国内で使うには技適が必要だが、掲載時点で取得の案内は確認できていない。初回1万台は2026年11月〜12月の出荷予定とされるが、クラウドファンディングのため確定した日程ではない。

海外からの個人輸入になります。関税・送料・保証の扱いは販売ページで確認してください。

よくある質問

Q日本で買えますか

Kickstarterでの支援という形になりますが、送料10ドルで日本へ発送されます(掲載時点)。ただし出資は購入の確約ではありません。

Q技適は取得していますか

掲載時点で技適取得の案内は確認できていません。TICKEYはWi-Fi・Bluetoothを備えており、国内で無線機能を使うには技適が必要です。

Qいくらですか

現在のKS Specialティアは香港ドル391ドルで、掲載時点で約50米ドル相当とされています。

Qいつ届きますか

初回1万台は2026年11月〜12月の出荷予定です。クラウドファンディングのため、変更の可能性があります。

参照した一次ソース

  1. TICKEY (Kickstarter campaign stats)Kicktraq
  2. TICKEY Architecture Teardown: ESP32-S3 with 3.7-inch 720x480 48-Color E-Paper Hardware Designembedsbc.com
  3. TICKEY is a new e-paper badge now on CrowdfundingGood e-Reader
  4. TICKEY 製品ページENILINX(eniacelec.com)

本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。