Gadget Terminal

MOBスマホ・ウェアラブル

Brax Wink、キーボードを背面に着け外しする4インチOLEDのDeGoogled Android機。先行予約449ドル、出荷は2027年7月

プライバシー重視のスマホを作るBrax Technologiesが、4インチOLEDと物理QWERTYキーボードを持つ小型機「Wink」の先行予約を10月15日に始めた。Google抜きのAndroid「BraxOS」を載せ、一括払いなら449ドル。

Brax Wink、キーボードを背面に着け外しする4インチOLEDのDeGoogled Android機。先行予約449ドル、出荷は2027年7月
出典: Brax Technologies 公式サイト(Brax Store)

Brax Technologiesが、4インチOLEDと物理QWERTYキーボードを持つ小型スマホ「Wink」の先行予約を10月15日に始めた。載せるのはGoogleのアプリやサービスを入れない独自のAndroid「BraxOS」で、公式は「プライバシーのための小さなコミュニケーター」と位置づけている。

まだ製品ではない。 予約は購入ではなく、出荷は2027年7月(一括払い組)と9月(予約金組)の予定。公式は「仕様や出荷日は変わりうる」と明記しており、記事掲載時点で公開されている画像は公式のレンダリングで、実機の写真ではない。Winkは1回の生産ロットだけの計画とされ、各バッチは作る台数に限りがある。

本体下端。左端の赤いスライドスイッチがプライバシースイッチ、右端は3.5mmイヤホンジャック(公式レンダリング)
本体下端。左端の赤いスライドスイッチがプライバシースイッチ、右端は3.5mmイヤホンジャック(公式レンダリング) 出典: Brax Technologies 公式サイト(Brax Store)

主な仕様

項目 内容
画面 4インチOLED(解像度・輝度は未公表)
入力 QWERTYキーボード。キーは静電容量式で、なぞってスクロールできる
SoC / メモリ MediaTek MT8875、RAM 8GB、ストレージ128GB(microSDは最大1TB)
カメラ 背面50MP
通信 物理SIM+eSIM、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4
そのほか 3.5mmイヤホンジャック、デュアルスピーカー。更新は2032年まで
付属 QWERTYキーボード、USB-Cケーブル、半透明ケース

バッテリー容量と重さは、公式の発表文には書かれていない。

背面。左上にカメラ、下半分のキーボードモジュールには丸い留め具が2つ見える(公式レンダリング)
背面。左上にカメラ、下半分のキーボードモジュールには丸い留め具が2つ見える(公式レンダリング) 出典: Brax Technologies 公式サイト(Brax Store)

着け外しできるキーボードと、物理のプライバシースイッチ

キーボードはモジュール式で、背面に留め具で取り付ける。別のモジュールに替えられる設計で、Braxは追加モジュールを設計中としているが、どんなものが出るかは示していない。

本体上端にはプライバシースイッチがある。BraxOSの設定で、モバイル回線・マイク・カメラ・位置情報・センサーのうち何を切るかを選べ、スイッチを入れると一括で止まる。戻せば元の設定に復帰する。そのほか、脅されて入力する専用パスワード・ロック解除の失敗回数・長時間の電源オフ・再起動のたびといった条件で、端末が自分で初期化する設定もある。

OSの使い方は初回設定で2つから選ぶ。Omniは通常のDeGoogled Androidで、必要なアプリを自分で入れる。Zeroは通話・メッセージ・暗号化メッセンジャー・ナビだけを残す。切り替えには初期化が必要になる。データ通信だけを残して通常の通話・SMSを止めるモードもある。

日本で買える?使える?

技適は、掲載時点で確認できていない。総務省の技適データベースを登録者名「Brax」で引いたが該当は無く、型番も公表されていないため、取得の有無は判断できない。携帯回線とWi-Fi・Bluetoothを持つ端末なので、届いた実機を日本で通信に使うには技適の確認が先になる。

入手は、公式が100か国以上へ出荷するとしている。ストアの地域選択に日本(円建て表示)はあるが、日本向けの送料や関税の扱いは確認できていない。日本語入力の対応も記載が無い。一括払いと予約金払いはどちらも返金可能とされている。

同じ「物理キーボード付きの小型Android」を今日使いたいなら、国内向けに販売されているUnihertz Titan 2が選べる。技適はTitan 2の名義で登録を確認できた。ただしGoogleのサービスを外したOSではなく、通常のAndroidである。Winkの狙いはそこの違いにあるので、Googleを外すことが目的ならWinkの出荷を待つしかない。他の候補としては、同じ物理キーボードのClicks Communicatorも予約を受けている。

今すぐ買えるオススメガジェット

  • Unihertz Titan 2
    Unihertz Titan 2

    物理QWERTYキーボード付きのAndroid 15機。国内向けページがあり、総務省DBでShanghai Unihertz E-Commerce名義の「Titan 2」(219-257145)を確認した。Winkより画面は大きく、いま買える。

特集この分野で、いま日本で買える物を製品ごとにまとめています。パソコン入りのキーボードから、名刺サイズの1台まで

よくある質問

QBrax Winkとはどんなスマホですか

4インチOLEDと物理QWERTYキーボードを持つ小型スマホです。Google抜きのAndroid「BraxOS」を搭載し、MediaTek MT8875、RAM 8GB、ストレージ128GB、背面50MPカメラを備えます。

Q日本で買えますか

Brax公式は100か国以上へ出荷するとしており、ストアの地域選択に日本(円建て表示)があります。ただし日本向けの発送と送料は確認できていません。Winkは先行予約の段階で、出荷は2027年7月以降の予定です。

Q技適は取得していますか

掲載時点で確認できていません。総務省のデータベースで登録者名「Brax」は見つからず、型番も公表されていません。Wi-FiとBluetoothに加えて携帯回線を使う端末のため、日本で使うなら取得を確認してからにしてください。

Qいくらですか

一括払いの先行価格が449ドル(通常価格699ドル)です。30ドルの予約金で押さえる方法もあり、その場合の総額は550ドルです。価格は掲載時点です。

参照した一次ソース

  1. Brax Wink is open for pre-order(Brax公式ニュース、2026年10月15日)Brax Technologies(公式)
  2. Brax Wink(Brax Store 製品ページ)Brax Technologies(公式)
  3. Brax launches Wink modular compact phone with detachable QWERTY keyboard and privacy-focused OSNotebookcheck

本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。