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Raspberry Pi 5内蔵、センサー交換式のハッカブルカメラ「WLV-01」がKickstarterで目標の370%を調達

写真家でDIY愛好家のMalcolm-Jamal Wilson氏が、Raspberry Pi 5を内蔵したフルモジュラー式のハッカブルカメラ「WLV-01」をKickstarterで公開した。1/1.2インチからMicro Four Thirds(M4/3)まで交換できるセンサーカートリッジと、Sony Eマウントベースの汎用レンズ対応が特徴。掲載時点で目標額(USD換算1万730ドル)の370%にあたる約3万9751ドルを支援者54人から集めている。**クラウドファンディングであり、まだ製品ではない。**

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Raspberry Pi 5内蔵、センサー交換式のハッカブルカメラ「WLV-01」がKickstarterで目標の370%を調達
出典: Malcolm-Jamal Wilson(Kickstarterプロジェクトページ)

写真家でDIY愛好家のMalcolm-Jamal Wilson氏が、Raspberry Pi 5を内蔵したフルモジュラー式のハッカブルカメラ「WLV-01」をKickstarterで公開した。CNX Softwareによれば、本体は2025年11月から既に個人販売されている実績のある製品で、プロトタイプではないという。Kickstarterの公開データでは、目標額はUSD換算で1万730ドル、掲載時点で支援者54人から約3万9751ドル(USD換算、達成率370%)を集めており、募集は現地時間2026年10月1日23時59分(日本時間2026年10月2日0時59分)まで続く。クラウドファンディングであり、まだ製品ではない。

センサーをカートリッジごと交換する構造

WLV-01最大の特徴は、1/1.2インチからMicro Four Thirds(M4/3)までサイズの異なるセンサーを「カートリッジ」単位で交換できる点だ。ラインアップはRaspberry Pi HQカメラでおなじみのIMX477(12.3MP、1/2.3インチ、可視光専用)、Sony IMX585(カラー/モノクロ、8.3MP、1/1.2インチ、フルスペクトラム)、Sony IMX294(カラー、11MP/47MP、M4/3、フルスペクトラム)、Sony IMX492(モノクロ、11MP/47MP、M4/3、フルスペクトラム)の4種。レンズはSony Eマウントを基準に、C-mount・M-mount・M42・Nikon F・Pentax K・Canon FD・Leica Mなどアダプター経由で幅広く対応する。

ソフトウェアはRaspberry Pi 5上でPicamera2とlibcameraを使った独自のPythonアプリが動く。ソースは同梱されるため利用者が改造でき、Wi-Fi経由のWebインターフェースからライブプレビューやLUT編集も行える。ただしCNX Softwareが指摘するとおり、公開GitHubリポジトリやライセンス表記は無く、ファイルはカメラ・DIYキット・デジタルファイルパックの購入者にのみ提供される。「改造できるカメラ」ではあるが、厳密な意味でのオープンソースプロジェクトではない。

スペック

項目 内容
SBC Raspberry Pi 5(2GB RAM)
ストレージ 128GB内蔵microSD、USBメモリで拡張可
ディスプレイ Waveshare製4インチDSIタッチスクリーン(800×480)
センサー IMX477/IMX585(カラー・モノクロ)/IMX294/IMX492から選択
レンズマウント Sony Eマウント基準、各種アダプターに対応
撮影 JPEG+RAW DNG同時記録、1080p/4K H.264動画(24fps)、ISO 100〜6400
電源 18650セル対応(別売)、USB-C充電、1充電あたり2〜3時間
サイズ 113×84×74mm(本体のみ)
ボディ素材 Proto-pasta HTPLAによる3Dプリント
支援額 デジタルファイルCA$85(約62米ドル)〜完成品CA$1,795(約1,291米ドル、掲載時点)

日本から見るとどうか

WLV-01はKickstarterでの支援のみで、日本への発送可否は掲載時点で確認できていない。支援ページ上の配送先設定を実際に確認する必要がある。

技適についても単純ではない。本体はRaspberry Pi 5を内蔵し、Wi-Fi経由のファイル転送・Web UI機能を使う設計だが、この無線モジュールが技適の対象になるかどうかは「どこから入手したRaspberry Pi 5か」に左右される。国内の正規代理店(スイッチサイエンス等)が扱うRaspberry Piは技適取得済みだが、WLV-01はカナダのクリエイターから完成品・キットとして届く形になり、内蔵されるRaspberry Pi 5がどの流通経路のものかは掲載時点で確認できていない。無線機能を国内で使うつもりなら、届いた実機の技適マーク表示を確認したほうがよい。

「Raspberry Piで交換レンズカメラを組む」という体験そのものを今日から試したいなら、国内のAmazon.co.jpで買えるRaspberry Pi HQカメラモジュールが出発点になる。WLV-01のような完成品ではなく自作が前提になるが、センサー交換の面白さの原点は同じIMX477センサーにある。

情報源はCNX SoftwareとKickstarterプロジェクトページの2件で、第三者による実機レビューはまだ出ていない。調達額・支援者数・達成率はいずれも取得時点の値で、キャンペーン終了までに変動する。

本国から直接買う

  • 販売ページ

    デジタルファイルのみ CA$85(約62米ドル)/ IMX585センサーのハードウェアキット CA$360(約259米ドル)/ 完成品(IMX585カラー) CA$1,025(約737米ドル)〜(IMX492モノクロ) CA$1,795(約1,291米ドル)(いずれも掲載時点、換算は記事執筆時点の目安)技適未取得

    国内で Wi-Fi や Bluetooth をオンにすると電波法違反になります。有線接続だけで使う前提なら購入できます。

    クラウドファンディングであり、まだ製品ではない。日本への発送可否は掲載時点で確認できていない。本体はRaspberry Pi 5内蔵でWi-Fiによる無線ファイル転送・Web UI機能を持つが、この無線モジュールの技適取得状況は入手経路(正規代理店経由か海外から直接購入か)によって変わるため未取得として扱う。デジタルファイルは2026年10月、ハードウェアは2026年12月〜2027年1月の配送を予定(いずれも予定であり確定日程ではない)。

海外からの個人輸入になります。関税・送料・保証の扱いは販売ページで確認してください。

今すぐ買えるオススメガジェット広告

  • Raspberry Pi HQカメラモジュール(ケース付き)

    WLV-01と同じRaspberry Pi向けの交換レンズ対応カメラモジュール(IMX477、C/CSマウント)を国内から購入できる。完成したカメラ本体ではなく自作の出発点になる位置づけだが、「Raspberry Piで写真を撮る」という体験自体は今日から試せる。

よくある質問

Q日本で買えますか

掲載時点ではKickstarterでの支援のみで、日本への発送可否は確認できていません。

Q技適は取得していますか

本体はRaspberry Pi 5を内蔵し、Wi-Fiによる無線ファイル転送機能を持ちます。この無線モジュールの技適取得状況は入手経路によって変わり、掲載時点で確認できていません。

Qいくらですか

デジタルファイルのみの支援がCA$85(約62米ドル)から、完成品はIMX585カラーモデルでCA$1,025(約737米ドル)からです(いずれも掲載時点)。

Qいつ届きますか

デジタルファイルは2026年10月、ハードウェアは2026年12月〜2027年1月の配送を予定していますが、クラウドファンディングのため確定した日程ではありません。

参照した一次ソース

  1. WLV-01 hackable DIY digital camera features Raspberry Pi 5, interchangeable sensors (Crowdfunding)CNX Software
  2. WLV-01: A Modular Digital Camera Made to Be HackedKickstarter

本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。