Minisforum Elite Mini M2 Air-304 — Wildcat Lake搭載0.47リットルのベアボーンが263ドルから
MinisforumがIntelの新型省電力チップ「Core 3 304」を積んだ超小型ミニPC「Elite Mini M2 Air-304」を発売した。デュアル2.5GbEを備えながら0.47リットルに収めている。
Minisforumが「Elite Mini M2 Air-304」を発売した。IntelのWildcat Lake世代となる新型チップ「Core 3 304」を搭載しながら、本体サイズは112×112×37.15mm、容量0.47リットルに収まる。価格はベアボーンズ版が263ドル(通常価格329ドル)、16GB RAM/500GB SSD搭載の構成済みモデルが559ドル。Gizmochinaによれば、出荷はプリオーダー開始後、2026年9月初旬を予定している。
スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| CPU | Intel Core 3 304(Wildcat Lake、5コア5スレッド、最大4.3GHz) |
| メモリ | DDR5 SO-DIMM、最大64GB対応 |
| ストレージ | M.2 2280 PCIe 4.0 NVMeスロット×1、TFカードスロット |
| 有線LAN | 2.5GbE×2(Intel I226-Vコントローラ) |
| 前面ポート | USB-A 3.2 Gen 2×2、3.5mmオーディオジャック |
| 背面ポート | USB4(40Gbps)、USB-C(10Gbps)、USB 2.0×1、HDMI 2.0×2 |
| 本体サイズ | 112×112×37.15mm、容量0.47リットル |
| 冷却 | ブロワーファン+相変化材料。サイレントモード約28.1dB、バランスモード約32.7dB |
| 価格 | ベアボーンズ263ドル(通常329ドル)、16GB/500GB構成559ドル |
| 出荷予定 | 2026年9月初旬(掲載時点の予定) |
RAMのプリセット構成モデルは5600MT/sのDDR5を搭載予定とGizmochinaは伝えているが、対応OSやグラフィックス性能の詳細な記載はない。
0.47リットルにデュアル2.5GbEを詰めた狙い
Core 3 304は5コア5スレッドという構成からも分かる通り、性能よりも省電力・低発熱を優先したチップだ。この機種が主張しているのはCPU性能ではなく、「掌サイズの筐体にデュアル2.5GbEを積んだ」という組み合わせにある。1ポートしかない安価なミニPCが多い中、2.5GbEを2つ持つことで、ルーターやNASと直結する簡易ゲートウェイ、あるいは自宅サーバのセカンドNICとしての使い道が生まれる。ブロワーファンと相変化材料を組み合わせた冷却で、サイレントモードは約28.1dBとされ、常時稼働の設置環境でも扱いやすい数値になっている。
日本から見るとどうか
電源 — USB Type-Cもしくは付属ACアダプタでの給電が想定される構成だが、対応電圧の記載はGizmochinaの記事にはなく、掲載時点では確認できていない。100V環境での動作可否は購入前にMinisforum側の仕様表で確認したい。
技適 — 本機は有線LAN×2が主体の構成で、無線モジュールの搭載有無・規格は元記事に明記がない。無線を積む場合は技適の確認が必要になるが、有線中心の運用なら論点にならない。
購入経路 — 記事には日本向けの販売地域や代理店についての言及がない。Minisforumはこれまでも直販サイトや大手ECで日本への発送実績があるブランドだが、今回のモデルが国内発送対象に入るかは掲載時点で未確認だ。
価格差 — ベアボーンズ263ドルという価格は為替次第で変動するため円換算はしないが、国内で流通するN100/N150クラスのファンレスミニPCと比べると、Core 3 304搭載かつデュアル2.5GbEという構成はニッチな上位互換にあたる。用途がNASのフロントエンドやルーティング用途に具体的に定まっている人向けの製品と言える。
情報源はGizmochina1媒体のみで、実機レビューやベンチマークはまだ出ていない。Wildcat Lake世代の実性能や発熱の実測は、レビューが出てから改めて確認する必要がある。
参照した一次ソース
- Minisforum launches Elite M2 Air-304 Mini PC with Intel Core 3 304, dual 2.5GbE LAN & up to 64GB RAMGizmochina
本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。