Gadget Terminal

ODD変わり種・クラファン

水350mlで車を洗う「DIISEA C7」がKickstarter開始 — ホースも洗剤も使わない携帯型カーウォッシャー

2,600mAhバッテリーとローラー式のWater-Dust Circulation技術で、水道ホースなしに1回350mlの水で洗車できるという携帯型デバイスがKickstarterで支援受付中。

実機で洗車する様子を映したDIISEA公式チャンネルの紹介映像

DIISEA C7は、水道ホースも洗剤も使わずに車を洗える携帯型デバイスだ。開発元のDIISEAが独自に「Water-Dust Circulation Technology」と呼ぶ方式で、柔らかいスポンジ状のローラーが水の流れで汚れを浮かせ、こすって傷をつける前に本体内へ吸い込む仕組みになっている。Kickstarterで支援受付中で、まだ量産・出荷前の段階にある。DIISEAは今回が実質的なデビュー製品で、過去のクラウドファンディング実績は確認できていない。

スペック

項目 内容
水タンク容量 300ml(New Atlas記載)/公称使用量は約350ml
バッテリー 着脱式リチウムイオン、2,600mAh
充電時間 USB-Cで約1時間
稼働時間 フル充電で最大1時間、6〜10回の洗車が可能
洗車時間 1台あたり約5分
重量 1.4kg
サイズ 57.7×21.4×10.3cm
ローラー寿命 約150回、6〜8か月ごとの交換推奨

New Atlasの評価では、カメラ・レーダー・駐車センサーなど現代の車に増えたセンサー類や塗装面への配慮を訴求点として挙げている。

価格と発送予定

Kickstarterの早期支援価格は349ドル、正式な想定小売価格は599ドルとされている。発送予定は2026年11月。目標金額・現在の調達額・支援者数・キャンペーン終了日は、本稿執筆時点で確認できていない。

日本から見るとどうか

繰り返しになるが、これはまだ製品ではなく支援募集の段階にある。 発送遅延や仕様変更のリスクは常にあり、DIISEAという会社自体に過去のクラウドファンディング実績がない点も、リスク評価の材料として押さえておきたい。

技適は基本的に不要 — DIISEA C7自体は無線通信機能の記載がなく、USB-C充電のバッテリー駆動デバイスであるため、技適の対象にはならないとみられる。ただし正式な仕様表に無線モジュールが含まれていないかは、出荷前の最終仕様で確認したい。

電源・充電器のPSE — 本体はバッテリー駆動だが、付属のUSB-C充電器を国内で使う場合はPSE(電気用品安全法)の対象になりうる。付属充電器がPSEマークを取得した国内向け仕様かどうかは、Kickstarterページからは確認できていない。国内では技適不要でも、付属ACアダプタだけは要注意という組み合わせのデバイスは珍しくない。

発送対象地域 — 日本への発送可否は今回参照した記事からは確認できていない。北米・欧州向けを主眼にしたKickstarterプロジェクトでは、日本が発送対象外になっているケースもあるため、支援前に確認が要る。

価格感と代替手段 — 早期価格349ドルは、国内で買える高圧洗浄機やコードレス洗車ブラシと比べると安くはない。水道・排水を気にせず洗車できる利便性に価値を感じるかどうかが判断の分かれ目になる。集合住宅の駐車場など「水道もホースも使いにくい」環境で洗車したい人には刺さる製品だが、それ以外の人にとっては、実物レビューが出そろってから検討しても遅くはない。

参照した一次ソース

  1. Portable car washer cleans anywhere, saves timeNew Atlas

本記事は上記の海外報道をもとに編集部が構成したものです。日本国内の発売・価格は各社の公式発表をご確認ください。